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空調服の仕組み

空調服の特徴を知って効率よい使い方をする

作業服内に外気を送り込んで汗を気化

暑い夏に外で作業を行わなければならないとき、暑さ対策として、空調服を着用する方法があります。

これまで空調服を知らなかったという人は、どのような仕組みになっているのか興味津々でしょう。空調服には取り外し可能な小型のファンが付いています。このファンはバッテリーに接続します。スイッチを入れるとファンが回転し、作業服の中に外の空気を送り込みます。これにより、汗が気化させられることになり、体温が下がって涼しく感じるのです。
そもそも、人間の身体は汗を気化させて体温を下げる仕組みになっています。空調服では外気を送り込むことにより、気化のスピードを上げてくれるので、早く涼しくなります。

空調服のバッテリーとしては乾電池を使用するものもありますが、専用の充電器を使って充電するタイプのものが主流です。充電タイプのものは一般に、乾電池を使うものよりも細かい風量調整ができるようになっています。

 

バッテリーは充電切れに注意しておく

空調服は作業服の一種ですが、通常の作業服とは違った作りになっています。と言うのも、空調服はファンで外気を送り込む前提で作られているので、そのままでは通常の作業服よりも通気性が悪いのです。

もし空調服を着用している最中にバッテリーが充電切れになってしまったら、通常の作業服を着ているよりも暑いということになってしまいます。ファンやバッテリーが付いている分、通常の作業服よりも重いですから、快適とは程遠くなってしまいます。空調服を着用するときには、バッテリー切れに注意しましょう。空調服のバッテリーがどれくらい持つのかは、メーカーや商品によって変わってきます。

また、使用するときに風量を強くし過ぎると、早く充電が切れてしまいます。

あらかじめバッテリーの持ち時間を確認しておき、電気を無駄にしないように上手に利用しましょう。予備のバッテリーを持っておくとさらに安心です。